検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

肺中$$^{241}$$Amに対する肺モニタの計数効率

木名瀬 栄; 大井 義弘; 関口 真人

Radioisotopes, 52(8), p.378 - 382, 2003/08

NaI(Tl)/CsI(Tl)ホスウィッチ検出器,低エネルギー用Ge半導体検出器を用いたそれぞれの肺モニタについて、JAERIファントム肺中$$^{241}$$Amの肺モニタ計数効率,肝臓中$$^{241}$$Amの肺モニタ計数効率への影響を実測評価し、肺モニタとしてのこれらの検出器の相違の特徴について調べた。その結果、肺中$$^{241}$$Amに対する低エネルギー用Ge半導体検出器の計測は、単一の光電吸収が全吸収ピークに対し主に寄与すること、肝臓中$$^{241}$$Amからの影響が小さいことを踏まえると、NaI(Tl)/CsI(Tl)ホスウィッチ検出器よりも信頼性の高い評価が可能であることがわかった。

報告書

TLDバッジによる人体内部の臓器・組織の線量当量の評価

辻村 憲雄; 篠原 邦彦; 百瀬 琢麿

PNC TN8410 97-207, 25 Pages, 1997/06

PNC-TN8410-97-207.pdf:0.58MB

外部放射線による線量限度を超える被ばくが生じた場合、実効線量当量とは別個に人体内部の臓器・組織の線量当量(吸収線量)を評価する必要がある。そのため、TLDバッジから評価した1cm線量当量を基に臓器・組織の線量当量を評価する手法について検討した。数学ファントムを用いて計算された人体内部の臓器・組織の線量当量と、TLDバッジから評価した1cm線量当量の関係を調べ、TLDバッジによる臓器・組織の線量当量の評価式を構築した。さらに、人体前面に対して面平行に放射線が入射する場合を想定し、プルトニウム燃料製造施設の放射線業務従事者の平成7年度の被ばく実績より、任意の組織・臓器の線量分布を計算し、実効線量当量の分布と比較した。

論文

セリウム内標準法を用いた機器中性子放射化分析法によるヒト血清中のセレンと亜鉛の定量

米澤 仲四郎; 今井 秀樹*; 本郷 哲郎*; 星 三千男; 立川 圓造; 兜 真徳*; 鈴木 継美*

分析化学, 41, p.581 - 587, 1992/00

ガン診断前に採血された血清試料について、Se及びZn濃度と、その後の発ガンリスクとの関連を疫学的に明らかにするため、Ceを内標準とする機器中性子放射化分析法による、少量(0.2ml以下)のヒト血清中のSeとZnの同時定量法を確立した。一定量のCe標準溶液を添加した血清試料と比較標準溶液を合成石英管に減圧封入し、Ge(Li)検出器で$$gamma$$線スペクトルを測定する。試料及び比較標準試料の$$^{141}$$Ceに対する$$^{75}$$Seと$$^{65}$$Znの$$gamma$$線ピーク面積比から、試料中のSe及びZn含量を算出する。本法による同一試料14個の定量値の変動係数は3.0%(Se)及び5.2%(Zn)であった。本法による血清試料及びNIST Bovine Liver標準試料(SRM1577,1577a)の定量値は、NISTの保証値を含む他の方法による定量値と、極めて良く一致することが確認された。

論文

Solubilization of endothelin receptors from bovine lung plasma membranes in a non-aggregated state and estimation of their minimal functional sizes

萩原 啓美*; 小塚 正道*; 江口 暁*; 柴部 禎巳; 伊東 貞三*; 広瀬 茂久*

Biochemical and Biophysical Research Communications, 172(2), p.576 - 581, 1990/10

 被引用回数:14 パーセンタイル:39.56(Biochemistry & Molecular Biology)

エンドセリンは強力な血管収縮作用をもつペプチドであり、生体内で組織特異的な受容体をもつことがしられている。この受容体を可溶化し、その最小機能サイズとリガンド結合の化学的性質をしらべた。可溶化剤としては0.4%ディジトニンと0.25%CHAPSの混液がもっとも有効であった。ゲル濾過法により34と52kDaの2種の受容体のあることが判明した。この値はアフィニティラベリング法、SDS-ポリアクリルアミド・ゲル電気泳動法による結果と一致し、最小機能サイズに対応する。チオール基阻害剤であるp-chloromercuriphenyl sulfonic acidで処理すると結合活性が低下することから、受容体のリガンド結合部位には、SH基が重要な役割をはたしているものと考えられる。なお受容体タンパク質の分画・確認にはバイオイメージアナライザを使用した。

論文

放射線防護計測における最近の進歩と課題、3; 内部被曝モニタリング

藤田 稔*; 水下 誠一; 服部 隆充; 小泉 勝三*; 吉田 真; 山本 峯澄; 南 賢太郎

Radioisotopes, 39(4), p.178 - 187, 1990/04

体外計測法による内部被曝モニタリングには、全身カウンタによる全身負荷量の測定と、甲状腺モニタや肺モニタなどの装置による特定の器官吸着量の測定とがある。測定の対象が人間であるため遮蔽および検出器は必然的に大がかりとなり、また測定のために人を拘束できる時間は最大1時間である。測定の誤差は概ね20~50%である。内部被曝モニタリングには全身カウンタが最も多く用いられている。検出可能な体内量は$$^{137}$$Csに対して、精密型の全身カウンタでは30分の測定時間で30Bg以下であり、簡易型の全身カウンタでは2分の測定時間で200~1000Bgである。内部被曝線量の評価は、全身カウンタにより測定された体内量と科学技術庁告示別表第1に示されている年摂取限度との比較により簡便に評価することができる。より詳しい線量評価を行うためには追跡測定による体内残留の調査が行われる。

論文

Relative performance of a hyperpure germanium detector array and of phoswich detectors,in assessment of plutonium and americium-241 in lungs

水下 誠一

Journal of Nuclear Science and Technology, 21(10), p.775 - 785, 1984/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:19.12(Nuclear Science & Technology)

吸入により肺に沈着したプルトニウムおよび$$^{2}$$$$^{4}$$$$^{1}$$Amからの低エネルギー光子の測定では、検出器は低い検出限界と良いエネルギー分解能を有していることが必要である。エネルギー分解能の良い低エネルギーX線検出用の高純度半導体検出器が、肺中のプルトニウムおよび$$^{2}$$$$^{4}$$$$^{1}$$Amの測定に有効に使用できるかどうかを、二重結晶シンチレーション検出器(phoswich detector)との比較校正実験をもとに検討した。左右の胸について2?$$phi$$の半導体検出器をそれぞれ4個配列したアレイを想定し、1対の5?$$phi$$の二重結晶シンチレーション検出器とほぼ同一の条件で校正実験を行った。この実験には、肺中の低エネルギー光子の測定に関しその有効性が確認されているリバモア人体模型(Livermore phantom)を使用した。その結果、肺中のプルトニウムの測定に関して、半導体検出器は二重結晶シンチレーション検出器に取って代るほどの性能を有していないことがわかった。

論文

プルトニウム肺負荷量測定の現状

城谷 孝; 赤石 準; 藤田 稔

日本原子力学会誌, 18(9), p.572 - 581, 1976/09

吸入により肺に沈着したプルトニウムの測定技術は、プルトニウムの取扱い施設と取扱い量の増大ならびに最大許容肺負荷量低減の提案と相まって、大きな関心をもたれるようになった。肺に沈着したプルトニウムの測定法については、古くからSバイオアッセイ法が用いられてきたが、近年外部計測法が進歩し、日本においても二、三の原子力施設で実用化されている。本稿では、肺負荷量の直接測定法(外部計測法)および間接測定法(バイオアッセイ法)について技術開発の現状と問題点を解説し、また測定データの解釈の問題を線量評価、障害評価の観点からふれた。

口頭

大洗研究開発センター燃料研究棟汚染・内部被ばく事故,2; 肺モニタにおける体表面汚染の影響

滝本 美咲; 山崎 巧; 高田 千恵; 岡田 和彦; 遠藤 章; 吉澤 道夫; 百瀬 琢麿

no journal, , 

大洗研究開発センター燃料研究棟で事故が発生した2017年6月6日に核燃料サイクル工学研究所の放射線保健室において作業員5名の肺モニタ測定を行った。その結果、$$^{239}$$Pu及び$$^{241}$$Amを最大でそれぞれ2.2$$times$$10$$^{4}$$Bq、2.2$$times$$10$$^{2}$$Bq検出したと公表した。しかし、翌日、量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所の実施した肺モニタ測定ではPuの明確なエネルギーピークが確認されず、受け入れ時の体表面汚染検査にて胸部等から$$alpha$$線放出核種が検出されたことから、事故当日の肺モニタ測定結果は体表面汚染の影響を受けていたと考えられる。そこで、この体表面汚染の原因を検討するとともに、事故当日の測定条件及び解析結果から肺モニタ解析結果と体表面汚染との関係を評価した。

口頭

大洗研究開発センター燃料研究棟汚染・内部被ばく事故における肺モニタ解析結果に体表面汚染が及ぼした影響

滝本 美咲; 山崎 巧; 高田 千恵; 百瀬 琢麿

no journal, , 

2017年6月、原子力機構大洗研究開発センターの汚染・内部被ばく事故にて、核燃料サイクル工学研究所はキレート剤投与のために作業員を受け入れ、肺モニタ測定を実施した。しかし、翌日、量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所にて実施された体表面汚染の測定にて、数か所から最大140cpmの汚染が検出されたことから、当日の肺モニタの測定結果には皮膚に付着していたPu-239等による影響があったと考えられた。そこで、最大値が測定された作業員について、肺モニタで測定された値と体表面汚染との関係を評価した。その結果、検出器近傍の胸部表面に$$alpha$$線サーベイメータの計測値にして100cpm程度の汚染がある場合には、肺モニタにてPu-239とAm-241がそれぞれ22,000Bq, 220Bqと解析されることが確認された。

口頭

体外計測法の高度化のための肺モニタ校正用ファントムの計算モデル化

渡邊 裕貴; 細見 健二; 金子 順一*; 新井 知大*; 高田 千恵

no journal, , 

モンテカルロシミュレーションを用いた体外計測法の高度化の一環として肺モニタ(Ge検出器)及び校正用ファントムの計算モデル化を進めている。本発表では、人体の組織・臓器の形状及び組成を模擬したLLNL Torso Phantomについて、X線CT装置で撮像したCTデータからボクセルデータへ変換する方法にて計算モデル化し、ファントム中の肺形状線源(Am-241及びPu-239)による$$gamma$$・X線スペクトルについて、シミュレーション及び実測での結果を報告する。

口頭

福島第一原子力発電所廃炉作業を想定した複数核種の同時摂取に対する肺モニタ測定の適用性評価

渡邊 裕貴; 細見 健二; 川崎 晃平*; 江崎 巌*; 高田 千恵

no journal, , 

福島第一原子力発電所には、$$^{137}$$Csなどの$$beta$$($$gamma$$)核種に加え、$$^{241}$$Amなどの$$alpha$$核種、$$^{90}$$Sr-$$^{90}$$Yなどの純$$beta$$核種等の多様な核種が存在しており、廃炉作業で万一内部被ばくした場合、同時に複数核種を摂取することになる。$$^{241}$$AmやPuの吸入摂取時に用いられる肺モニタは、低エネルギーの$$gamma$$線や特性X線を測定対象としていることから、同時摂取により肺中に共存する$$^{137}$$Cs及び$$^{90}$$Sr-$$^{90}$$Yが妨害核種となり、Ge結晶内でのコンプトン散乱や$$beta$$線の制動放射によって測定対象核種の$$gamma$$線スペクトルのベースライン(カウント数)が増加することが想定される。そこで本研究では、複数核種の同時摂取に対する肺モニタ測定の適用性を、ICRP Publ.110のボクセルファントム(以下、ICRPファントム)を用いたモンテカルロシミュレーションにより評価したので報告する。

11 件中 1件目~11件目を表示
  • 1